シャンプーの選び方の前に簡単にできる髪の毛の改善方法を一つ。
長々しいのでテーマを3行で
- 昔と違って毎日洗うようになったので洗浄力の強いシャンプーはいらない
- 頭皮にしっかりお湯と指を通すことで汚れは7割落ちてしまう。
- シャンプートリートメントは必ずしっかり流す。
「かゆみ、乾燥、ふけ、脂っぽい、臭いがとれない」
この症状にあてはまる方は改善できる可能性があります。
1.かゆみ、乾燥、ふけ
原因は「近年シャンプーを毎日するようになった、おしゃれ染めやパーマをあてるようになった。」 昔の人は二日か三日に一度のシャンプーだったというのと、椿油でセットしてたのでバッチリ洗い流すのには洗浄力が強いものがよかった時代なのです。最近は朝シャンなども増え一日二回洗う人も少なくありません。そこに香料をつけた洗浄力バッチリなシャンプーでは、頭皮の余分な脂も落としていて乾燥もしくわかゆみやふけに繋がっている事も考えられます。
対策
頭皮についた脂というのは、お湯を通し浸透させる事で落とす事ができます。
シャンプーで汚れを落とすという事ではないのです。
そこでは洗浄力の強いシャンプーはいりません。
しっかりお湯を通し、頭皮に指を通してお湯の通り道を作ってあげる
この時もしかゆくても爪を立てて掻いてはいけません。
なぜかゆくなるのか?
洗浄力の強いシャンプーは知らず知らずのうちに小さな細かな傷をつけていて、シャワーをあてて血行が良くなるとカサブタみたいになったところがかゆくなるんです。僕はかゆい部分の髪の毛を引っ張ったりつまんでみたりしてごまかして直しました。
イメージでは今までのお湯で流す作業を二倍時間をかけてお湯を通して洗ってください。
それだけで7割汚れが落ちてしまいます。シャンプーを終えたらまた二倍といわず三倍位時間をかけて頭皮からシャンプーを流してください。良いシャンプー、いいトリートメントはそれくらい流しても十分効果が出ます。匂いや、手触りをよくするためにわざと残したいという事は絶対やってはいけません。そこはお気に入りの香水をふりましょう。
シャンプーやトリートメントの洗い残しがかゆみや乾燥ふけに直結します。
オーガニックだから、無添加だから、、、無添加は防腐剤が入っていないため頭に残留し適度な熱で腐ってしまい細菌とコラボして悪臭に繋がったり頭皮を悪い方向へ持っていきます。どんな良いものでも間違えて使っていれば良くなる訳がありませんね、
2.脂っぽい、臭いがとれない
原因は「脂性の人、多毛やくせ毛の方にありがちで頭皮の汚れが落ちきれていない、二日に一回しか洗わない。」汗をかくと頭皮に皮脂が残ります。シャワーなどお湯が頭皮に行き渡らないままシャンプーで洗っていませんか?時間が一分でも多く使いたい時代ですしちゃっちゃと洗いたい気持ちはとてもわかります。
対策
じっくり時間をかけて頭皮にお湯を通すというのが基本となります。
僕がよくやるのはじっくりお湯を頭皮に浸透させるため、お店にあるシャンプーボールにお湯をためて指を頭皮に通してあげます。ご自宅の場合は頭皮をふやかすイメージでシャワーをかけ続けます、頭皮を揉んで浸透するようお湯を通します。髪質、肌質にもよりますが風邪をひかないよう10分前後あててあげるのが良いですね。汚れがたまりやすいのはへこんでいるのでお湯がうまく通らないえり足、耳の裏そしてつむじ。
シャンプーを終えたらまたしっかり流してください、匂いが残るという事は残留してしまいやすい、多く流さなければならない髪質という事を理解してやってみましょう。
一日二日では取りきれない可能性があるので一週間続ければ改善されると思います。
注)炭酸スパ(リンク)をやると毛穴の中からじわっと汚れが抜けて、目にみえて汚れが落ちていくのが見えますし毛穴がとても奇麗になります。
面倒くさいという事が本音でしょうが、一度頭皮が奇麗になる事が当たり前になるとスッピンになるのと同じで残留してるのがわかり逆に気持ち悪くて時間をかけてでも奇麗にしておきたくなります。
最後に改善方法の一つの提案なので万能ではありません、湿疹ができていたり改善がみられなければ皮膚科の先生に聞くのが一番良いと思います。と逃げ道を作っておきます。
頑張ってる自分のためにほんの10分程度時間をかけてあげる事で癒しにも繋がります。